私は、40歳で結婚しました。主人は、ヨガインストラクターであり、仕事の面でもお互いに支え合い、同じ方向を向いていける素晴らしいパートナーと出会えました。
二人とも、仕事熱心ではあるけども、「子供が欲しい」という気持ちは、
他のご夫婦と同じように最初からあって、でも、気が付くと1年が過ぎ...。
41歳になった時、初婦人科へ。
2014年2月から、私の【妊活生活】が本格的にスタートしました。
次々と行われる検査。それによって、分かったこと。
私 :子宮内膜が薄くなってる。
左の卵管が詰まっている(閉鎖)。
主人:精子の活動量が下がっている。
婦人科から帰ってくるたびに、ネットでその意味や原因・対策を必死で調べました。
毎日毎日、いろんな情報を集めては「妊娠しにくい数字」だけが頭に残って、「あー、私は妊娠しにくいんだ...」と、どんどん落ち込んでいったなぁ...。
年齢的なものと、お医者さんのススメもあり、私達夫婦は本格的に「不妊治療」を行っていくことにしたんです。
毎月毎月の病院通い、お薬、注射、検診...。
それらは、そんなにしんどくなかったけど、
「よし!今月は授かるぞぉー」とワクワクした期待も、毎月毎月、生理をお迎えすることになり、「あー、私は妊娠できないのかも」と、どんどんどんどんマイナス思考の固まりになっちゃって。
そんな中、ずっと支えてくれてたのが主人でした。
運良く(?)私も主人も、「カラダとココロ」に携わる仕事をしてるので「自分たちでできることも、やっていこう!」と、病院任せにせずに、二人でできることは徹底的に頑張っていきました。
でも、「生理がくること」にとても嫌悪感を抱き、自分を責める日々の連続...。
ある時、主人は私にこう言ったんです。
「生理がくることは、赤ちゃんが授かる準備ができてるってこと。
女性としての本来のカラダが正常に働いているってことだから、生理が来ることを責めたり、落ち込んだりしなくていいよ。自分たちにできることを取り組んでいれば、きっと大丈夫!」
ずっと続いていた妊活生活の中で、私は勝手に「自分は妊娠できない体なんだ」と決めつけていたんですね...。
生理は悪者じゃないのに、勝手に悪者扱いしちゃって、ごめんなさい。
もっと、私自身が自分の体に対して関心を持ち、愛おしく思うことが大切だったんです。
誰にも言えずに、1人悩みを抱えてる女性。
女性だけでなく、そのパートナーである男性もそうです。
私達自身が、不妊に悩み苦しんできた経験があるからこそ、同じように悩み苦しんでるご夫婦のサポートができるんじゃないかなと思っています。
妊活ライフで得てきた【子宮温活】を、これから妊娠を希望している女性だけでなく、
まだ生理が始まったばかりの女の子や、これから閉経に向かっていく女性の皆様にも、
自分のカラダを知ることから始まり愛おしく思ってもらえるように、今後も伝え続けていきたいです。
女性の大事な大事な「子宮」。
子宮を温めることで、女性としての人生をイキイキと過ごして頂きたい。
そんな想いで取り組んでおります。
一人じゃないよ!不安もあるけど、みんなで【子宮温活】に取り組んでいきましょう!
最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。
吉川和代